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 PA音響レンタル機材機器として、必ず必要なものの一つにスピーカがあります。ケーブルは機器と機器を接続して電気信号を適切に送るために必要となってきます。ケーブルの接続コネクターには、次のような種類があり、機材や機器の種類に応じて一緒にレンタルする必要があります。

PA音響でレンタルするスピーカーユニットの種類

(1)コーン型スピーカー
 コーン型スピーカーは、円錐形の振動板を動かして音を出すスピーカーです。低音再生用の口径40cm程度のものから、高音再生用の5cm程度のものまでが使われます。コーンは、紙、ポリプロピレン、アルミ、各種の繊維を編んだものなどが使われます。コーン外周のエッジは、コーンと一体成形したもの(フィクスドエッジ)もありますが、一般的にはウレタンフォーム、ゴム、布にコーティングしたものなどが使われます。
 
(2)ドーム型スピーカー
 ドーム型スピーカーは、ドーム型の振動板を動かして音を出すスピーカーです。中音再生用の口径10cm程度のものから、高音再生用の2cm程度のものまでが使われます。 振動板は、絹や綿や化繊などの布類を使うソフトドームと、アルミやチタンやベリリウムなどの金属を使うハードドームがあります。このタイプは指向性が良いことが特徴です。 
(3)ホーン型スピーカー
 ホーン型スピーカーは、ドーム型やリング型の振動板(ダイヤフラム)から出た音をフェイジングプラグやイコライザーで絞ってからホーン(ラッパ)に接続したスピーカーです。 振動板は、アルミ、チタン、ベリリウムなどの金属が使われます。ホーンには、樹脂、金属、木材などが使われます。能率が高いことが特徴で、PA用や大型スピーカーの中音用や高音用に使われます。
 
(4)リボン型スピーカー
 リボン型スピーカーは、リボン型の薄い振動板を持った、超高音用に使われるスピーカーです。 リボンには、アルミやベリリウムなどの金属箔が使われます。振動板がボイスコイルを兼ねるためインピーダンスが低く、マッチングトランスが内蔵されています。 

PA音響でレンタルするエンクロージャーの種類

(1)平面バッフル型スピーカー
 平面バッフル型スピーカーは、穴をあけた平面板にスピーカーユニットを取り付ける形のものです。低音の出力レベルが少し低いものの、開放感のある音が特徴です。ユニットは干渉をさけるため、バッフル板の中心から外して取り付けます。実用的な大きさは、幅70cm×高さ90cm程度以上からになります。

(2)後面開放型スピーカー
 後面開放型スピーカー平面バッフルの周りを折り曲げた形のものです。平面バッフル型よりも小型にできます。平面バッフルと同様に低音の出力レベルが少し低いものの、開放感のある音が特徴です。ラジオやテレビのキャビネットなどに使われてきた方式です。

(3)密閉型スピーカー
 密閉型スピーカーは、後面開放型の後ろを完全に塞いだ形のものです。素直な音が特徴です。 位相特性もバスレフなどの共振を利用した方式より優れています。1960年代にはBTS規格の16cmフルレンジユニットが50~80リットルの大きめの密閉箱で使われました。

(4)バスレフ型スピーカー
 バスレフ型スピーカーは、密閉型に穴をあけて、低域共振用のポート(ダクト)を取り付けた形のものです。密閉型に比べて、十分な低音を再生できるのが特徴です。市販のスピーカーでは、この方式が標準となっています。ポートは、前面か後面にあり、スポンジや吸音材を適当につめて低音出力レベルを落とすこともできます。

(5)ダブルバスレフ型スピーカー
 ダブルバスレフ型スピーカーは、バスレフ型の内部を二つに分けて、内部にもポート(ダクト)を取り付けた形のものです。箱は大きくなりますが、深みのある優しい低音が特徴です。

(6)フロントロードホーン型スピーカー
 フロントロードホーン型スピーカーは、スピーカーユニットの前にホーンを取り付けた形のものです。高能率の独特の音が特徴です。ホーンが大型になるため、コンクリートや木材を使って特別に制作されたものが使われます。
 
(7)バックロードホーン型スピーカー
 バックロードホーン型スピーカーは、スピーカーユニットの後ろにホーンを折り曲げて取り付けた形のものです。高能率の独特な音が特徴です。ホーンの長さ(音道)が、2.0~2.5メートルのものでも音のバランスが良好です。前面にホーン開口があるものが一般的ですが、後面にあるものは点音源的な音像定位が得られます。

(8)コンビネーションホーン型スピーカー
 コンビネーションホーン型スピーカーは、フロントロードホーンとバックロードホーンとを組み合わせた形のものや、フロントロードホーンとバスレフ(左図)とを組み合わせた形のものなどがあります。大型で高能率なので、劇場用やPA用に使われています。

 PA音響レンタル機材機器として、必ず必要なものの一つにマルチケーブルがあります。ケーブルは機器と機器を接続して電気信号を適切に送るために必要となってきます。ケーブルの接続コネクターには、次のような種類があり、機材や機器の種類に応じて一緒にレンタルする必要があります。

XLRコネクターの音響PA機材レンタル

XLRコネクターは、キャノンが発明したためキャノンコネクターともいわれています。コネクターの中では一番丈夫で、かつ接触不良などが起きにくく、信頼性が高いコネクターです。ただ、価格が高いのが難点です。主にマイク系統や重要な入出力の接続に使われています。また、プロのPA音響用ではライン系・デジタル系の接続にも使われています)通常はコネクター内に3つの端子(以後3Pと呼びます)があり、バランス伝送に対応しています。

フォーン(ステレオ)コネクターの音響PA機材レンタル

フォーン(ステレオ)コネクターは、一般的には、ヘッドフォンの端子でよく見かけるコネクターですが、ミキサーではその他の用途でも使われています。3Pは3種類の信号が送れるため、バランス伝送ができます。また、ミキサーのインサーションにも3Pである利点を利用しています。主な用途は、ヘッドフォン、ミキサーの予備的な出力、ミキサーのインサーションの接続に使われています。

フォーン(モノラル)コネクターの音響PA機材レンタル

フォーン(モノラル)コネクターは、ステレオフォーンの端子から端子を1つ抜いた形で2Pともいいます。フォーン形式の端子に共通している利点はシンプルで壊れにくく、XLR端子に比べて安価である点です。欠点としては、端子が抜けやすく、むき出しになっているので、接触不良になりやすいという点があげられます。用途としては、ギターやシンセサイザーの接続やローコストな機器やエフェクターの入出力端子、スピーカーの接続に使われています。

RCAピンコネクターの音響PA機材レンタル

RCAピンコネクターは、民生用の機器で主に使われている端子です。基本的に価格が安く、スペースをとらないのが利点ですが、端子が抜けやすく、あまり丈夫でもないので、多くは使われていません。また、音声の伝送のほかにデジタル信号の入出力端子でよく使われます。ただし、音声用のケーブルではなく、同軸・映像用のピンケーブルを使用する必要があります。用途としてはミキサーや、録音・再生機器の予備入出力端子で使われます。
 

 PA音響レンタル機材・機器として、オプションとして揃えると面白い機材の一つにエフェクターがあります。エフェクターとは、発生した音の音色を変えることができたり、効果音をつけたりできる機材です。楽器の生の音とエフェクターを通した音はずいぶん変わるため、エフェクターの効果を知らない人にとっては、まるでその楽器の音色とはわからないこともあリます。

 エフェクターの効果は絶大ともいえますが、エフェクターの使い方によっては、演奏する人の音楽へのアレンジ力やセンスが問われる部分でもあり、使いこなすにはなかなか難しいものです。レンタルできるエフェクターには、次のとおりいくつかの種類があります。

ディストーション・オーバードライブの音響PA機材レンタル

 ディストーションとオーバードライブは、ギターの音を歪ませる効果のエフェクターです。音を歪ませるだけなら、ギターアンプにもその機能は装備されていますが、数あるエフェクターの中でも、最も重要な位置をしめるエフェクターです。例えば、強烈に歪ませた音が欲しい時とか、アンプの歪みとは違う音色の歪みが欲しいという場合には、ディストーション・オーバードライブないと実現することはできません。なお、ディストーションとオーバードライブの違いは、主に歪みのかかり具合の違いで、デイストーョンの方が一般的によく歪む場合が多くなっています。

ディレイの音響PA機材レンタル

 ディレイのエフェクターは、まるで輪唱のように音を遅らせてから重ねる効果を持っています。かけ方によっては幻想的な音の雰囲気や効果も生み出します。音を遅らせるタイムや音量は調整できるので曲によっていろいろ試してみることができます。このエフェクターも非常に多くの曲で使用されています。

フランジャーの音響PA機材レンタル

 フランジャーのエフェクターは、ジェットのような音のように非常に面白い効果を持っています。音色をかえて音をゆらすよな効果をもっています。ワンポイントでよく使われており、アレンジのセンスが問われるエフェクターです。

ワウワウの音響PA機材レンタル

 ワウワウは、文字どおり音をワウワウとうねらせる効果をもったエフェクターです。通常は、足踏み型になっており、足で押したとおりに音をうねらせることができます。このエフェクターは基本的にはトーンを変えることによって音をうねらすだけなので、コードのカッティングで使用したり、ソロで使ってみたりと工夫によって幅広い使い方ができます。

コーラスの音響PA機材レンタル

 コーラスのエフェクターは、音にコーラスのような音をかける効果を持っています。このエフェクターは、歪ませた音で使うより、むしろクリーントーンで使用する方が音に広がりが出て、独特の雰囲気が出ます。

 PA音響レンタル機材・機器として、必ず必要なものの一つにミキサーがあります。ミキサーは、基本的にヘッドアンプ(H/A)、イコライザー(EQ)、チャンネルフェーダー、グループ(マスター)フェーダー、AUXセンド、AUXグループ(マスター)で構成されています。

ヘッドアンプ(H/A)のPAレンタルの音響PA機材レンタル

 ミキサーに入ってくる信号の大きさは様々ですが、その信号をミキサーで操作しやすいように増幅したりするのがヘッドアンプです。これによって入力される機器のレベルを一定にします。ミキサーに入ってくる信号がまず最初に入る回路です。ミキサーで調整する部分をゲインコントロールといいます。

イコライザー(EQ)の音響PA機材レンタル

 英語の「Equalize」が語源で「等しく」と言う意味です。音の周波数特性を変化させて音を補正する機能を持っています。

チャンネルフェーダーの音響PA機材レンタル

 フェーダーとは連続的に音量を可変させる部分や部品のことです。チャンネルフェーダーは、各入力の出力をグループ(マスター)に送る大きさを調整します。フェーダーの操作感がいいということはミキサーを選ぶときの大きな要素の一つになります。

グループ(マスター)フェーダーの音響PA機材レンタル

 チャンネルフェーダーは各チャンネルの音量を調整することができますが、1つのフェーダーでは1つのチャンネルしか操作できません。そこで複数のチャンネルを1つのグループにまとめ、その音量を1活して調整するのがグループフェーダーで、これはグループごとに違う出力先を指定することもできます。ミキサーによっては、チャンネルフェーダーの後ろに、最終出力のマスターフェーダーですべてのチャンネルフェーダーの出力を1つにまとめて調整するタイプもあります。

AUXセンドの音響PA機材レンタル

 AUXは「Auxiliary」の略で「補助的な、予備的な」と言う意味です。ミキサーのAUX回路はミキサーのメインの出力のほかにも出力できるようになっています。例えば、エコーをつないで、メインの出力に関係なく信号を出力することができます。また、メインの信号を客席のスピーカーにAUX信号を舞台上のスピーカーに出すことで、出演者に最適な音量で音を返すことができます。また、AUXの出力は、「PRE」と「POST」があり、「PRE」はチャンネルフェーダーの前から信号を取り出すことでメインの出力を切っても信号を取り出すことができ、「POST」はチャンネルフェーダーの後から信号を取り出すことでメインの出力と連動した音量で音を取り出すことができます。

AUXグループ(マスター)の音響PA機材レンタル

 AUXのグループ(マスター)は、グループの内の出力先の指定が主な目的となります。ここにもフェーダーが付いていて、全体の音量の調整もできます。

 PA音響レンタル機材・機器として、必ず必要なものの一つにマイクロフォンがあります。マイクロフォンは音(空気の振動)を電気信号に変える変換機器といえます。

マイクロフォンの種類による音響PA機材レンタル

 マイクロフォンは、大きく分けてダイナミックマイクロフォンとコンデンサーマイクロフォンの2種類に分けられます。

ダイナミックマイクロフォンの音響PA機材レンタル

 ダイナミックマイクロフォンは、音、つまり空気の振動をコイルを使って、電気信号に変換するマイクロフォンです。音の振動がが振動板に当たり、その振動でコイルを動かして電流が流れ、その電流の変化が音響信号になります。ダイナミックマイクロフォンの長所としては構造が単純で、耐久性があるということです。短所としては電流を作るためにある程度のコイルと振動板の大きさが必要なので、コンデンサーマイクロフォンに比べて繊細な音、特に高域が集音しにくいという特徴があります。

コンデンサーマイクロフォンの音響PA機材レンタル

 コンデンサーマイクロフォンは、電極と振動板の間に電圧をかけ、音の振動が振動板に当たると電極と振動板の間隔が変化することによって、電圧が変化します。その電圧変化を変換し音響信号にします。コンデンサーマイクロフォンの長所は電源を使うことにより、コイルなどの可動部品が少なく、かつ振動板も薄くできるので、より、繊細な音を集音しやすくなります。短所としては、マイク自体に電源が必要なことと、振動板等が繊細に作ってあるため、ダイナミックマイクロフォンに比べて、耐久性等が落ちるということや湿気に弱いという特徴があります。このため、野外ステージなどの音響PA機材のレンタルとしては使いにくいマイクといえます。

マイクロフォンの指向性による音響PA機材レンタル

 マイクロフォンは音の入ってくる方向によって、感度が違うように作られています。その音の方向性によって、いくつかマイクロフォンの種類があります。ここでは、大きく分類して3種類のマイクロフォンを取り上げます。

単1指向性マイクロフォンの音響PA機材レンタル

 単1指向性マイクロフォンは、一般的に多くのマイクロフォンで用いられている指向性です。基本的にマイクロフォン前方の音を大きく集音できるように作られています。単1指向性の指向性をもっと鋭くしたものを、超指向性ともいいます。

無指向性マイクロフォンの音響PA機材レンタル

 無指向性マイクロフォンは、指向性がまったくないマイクロフォンです。一般的に録音時に用いられます。全指向性ともいいます。

双指向性マイクロフォンの音響PA機材レンタル

 双指向性マイクロフォンは、前後に指向性を持ったマイクロフォンです。一般的にはラジオの収録で2人の間にマイクロフォンをおいて収録するときなどに用いられます。

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