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音響やPAと人間の耳の機能

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音の感覚と音響やPA

 音が10dB上がると、人間にとっては音の大きさが2倍になったと感じます。20dB上昇すると4倍、30dBで8倍大きくなったように感じます。このように、感覚としては10dB毎に2倍の変化を感じます。人間の感覚は、物理的な刺激が2倍、4倍、8倍というように倍増すると、はじめて等間隔で音の感覚が大きくなったように感じるという、感覚が物理量に比例する対数的性質を持っています。これをウェバー・フェヒナーの法則といいます。音響PAのプロは、コンサートなどにおいては、こうした音の特性まで踏まえて、レンタル機材機器の適切なセッティングを行っています。

ラウドネス曲線と音響やPA

 人間の耳は、不思議なことに同じdBの音でも低い周波数の方を小さく感じます。また、4000Hzあたりの音を一番強く感じるなど同じ大きさの音でも周波数が違うと音の大きさの感じ方が違います。この人間の感覚について周波数特性をまとめたのがラウドネス曲線です。1000Hzの50dBの音と100Hzの60dBは人間にとって同じ大きさの音に聞こえるということになります。音響やPAのプロは、こうした音の特性まで踏まえて、レンタル機材・機器の適切なセッティングを行っています。

カクテルパーティ効果と音響やPA

 人間の耳は、自分が聞き取ろうとする意志があれば、その音だけを捉えることができる不思議な能力を持っています。例えば、人が多くいるパーティで、雑多な人の話し声や笑い声、BGMなどで騒がしい状況でも、話している相手との会話では、周りの音より大きな声を出さなくても聞き取ることができます。また、一部の会話が聞き取れなくても、前後の内容や相手の仕草で、脳が補足して会話を成立させています。音響やPAのプロは、こうした音の特性まで踏まえて、パーティ会場のBGMやマイクの音量を考慮して、レンタル機材・機器の適切なセッティングを行っています。

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